ARTIFICIAL JOINT

人工関節

人工股関節置換術(THA)

 

変形性股関節症とは

変形性股関節症は、年齢的変化や先天性の股関節疾患が原因で、軟骨がすり減ったり骨が変形したりすることです。
痛みを発症し歩行困難などの症状をおこします。

 

人工股関節全置換術とは

症状がすすんだ股関節を取り除き、人工の関節に置き換える手術です。一般的に人工股関節全置換術の適応となるのは次のような場合です。

  • 保存療法では痛みが改善されない場合
  • 股関節の痛みや機能障害がひどく、仕事や日常生活が著しく制限される場合

<手術前後のレントゲン画像>

 

人工股関節について

人工関節は、特殊な金属、セラミック、ポリエチレンなどから作られています。大きさや種類など、患者様に適したものを主治医が選んで使用します。人工材料やデザインの進歩により耐久性は優れたものになっています。

 

手術と麻酔について

  • 手術時間は、1時間~1時間半程度です。準備や麻酔時間を含めますとプラス1 時間程度です。
  • 当日のおおよその入室時間は手術前日の午後3 時以降にお伝えできます。
  • 傷口は股関節の前方に8~10cm 程度になります。下着は傷口に当たらないように、ゅったりした物を準備すると良いでしょう。
  • 麻酔は、腰から注射する下半身麻酔を行います。麻酔の副作用として、頭痛や吐き気が起こる場合があります。そのような症状がみられる場合はすぐに看護師にお知らせください。

 

術後の経過について

 

クリニカルパス


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