当院では「気力・体力を向上し元気で家へ帰ろう」をモットーとしています。
そのためには、患者様とそのご家族様が入院から退院後まで安心して療養・生活できるようサポートしていくことが重要となります。
当院では医師、看護師、リハビリ職種、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種が専門的な視点から患者様ひとりひとりに合わせた支援ができるよう心がけています。
〇家屋図の依頼
入院時にご家族様へ家屋図記載の依頼を行っています。
家屋状況に応じたリハビリでの機能訓練、歩行補助具の選定、福祉用具の導入などの際に参考にさせて頂きます。
家屋図
〇多職種カンファレンス
医師、看護師、リハビリ職種、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーが集まり入院中の患者様に関するカンファレンスを行っています。
それぞれの専門職の立場から患者様ひとりひとりに適した支援について話し合いを行います。
〇退院前カンファレンス
退院後の生活を安心して迎えて頂くために患者様、ご家族様、ケアマネージャー、介護サービス事業所の方々と一緒に話し合いを行います。
必要に応じて、リハビリの様子も見学することが可能です。
令和2年2月7日(金)
地域のケアマネージャーや地域包括支援センターとの交流会は、グループに分かれて事例検討を行いました。
参加者
ケアマネージャー、地域包括支援センター:11名
当院スタッフ:18名(看護師11名 理学療法士5名 医療相談員2名 )
架空の模擬患者が当院に入院したと想定して、家族構成や受傷前・後のADL・IADLの変化等から模擬患者に対しての支援内容を各グループで検討しました。
また、病院側と在宅側の目線から「入院患者さんのどのような情報がほしいか?」
という議題に対しても双方の意見をグループ内で話し合いました。
最後にはグループごとに発表を行い、参加者全員で情報共有しました。
交流会後に記入していただいたアンケートでは「医療関係者の方々とお話しする良い機会となりました」「思っていた交流ができてよかったです」等の意見をいただきました。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
また、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、交流会は中止となりました。
いつも通りの日常が過ごせるようになった頃には交流会を開催したいと考えておりますので、その際はご案内させて頂きます。