整形外科

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足関節靱帯損傷(足首のねんざ)

日常生活やスポーツ活動中に足首を捻挫(ねんざ)してしまった経験は、皆様も一度はあるのではないでしょうか。スポーツ中は勿論の事、歩行中にも段差のある所などで足首の内がえしまたは外がえしを強制され、くるぶしの周りに痛み・腫れを生じて歩行困難となる、この時足関節の靱帯損傷が起こります。損傷を受ける部位は、3つの靱帯で構成される外側靱帯と4つの靱帯で構成される内側(三角)靱帯が主で、損傷の程度はさまざまです。受傷直後にまず行うべき事は安静(Rest)・冷却(Icing)・圧迫(Compression)・挙上(Elevation)で、それぞれの頭文字を取ってRICEと呼ばれます。この応急処置を施した後、早急に整形外科を受診してください。医療機関ではまずX線写真で骨折の有無を確認しますが、骨折を認めなくても徒手検査で足関節の不安定性を疑う場合は、ストレスX線検査等で靱帯損傷の程度を診断します。治療としては、足関節の不安定性が無ければサポーター・装具等で固定し、内服・外用薬処方で経過を見ますが、不安定性がある場合はギプス固定もしくは手術療法が選択されます。治療法は患者様の年齢・活動性等により決定しますが、医師とよく相談し最も本人に適した方法を選ぶべきでしょう。また、治療を受けるだけではだめで、大切なのはリハビリテーションです。関節の可動域訓練・ストレッチや筋力トレーニング等、整形外科医または理学療法士の指導のもと、日常生活・スポーツ復帰を目指し頑張る事が重要と思われます。”ねんざがくせになる”という話をよく聞きますが、このリハビリを含めた治療が不十分だと足関節に不安定性を残し、その結果再発を繰り返す事になると考えられます。”たかがねんざ、されどねんざ”です。しっかりと治しましょう。

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